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資本とは?ただのお金との違い。マルクス資本論

マルクス資本論

お金持ちになるためにマクロな視点を持とう。

 皆さんは、自分で投資やビジネスを行う際にマクロとミクロの視点を両方持っていますか? マクロの視点とは、「経済の状態などの大きな視点」のこと。ミクロの視点とは、「不動産での銀行融資どうしようとかの小さな視点」です。簡単に言うなれば、大きい視点で見るのがマクロ。それに比べ、小さい視点で見るのがミクロですね。


 

 私は今まで、ミクロの視点の記事しかあげていませんでした。しかし、マクロな視点で物事を見ないと自分の頭で何をするべきなのかを考えることができません。そこで、今回はマクロの視点で「お金持ちになる」ためにどうすれば良いのかを考えていきたいですね。


 

 何かを考える際には、ミクロとマクロの2つの視点を持つべきです。そして、ミクロの視点の重要性は多くの人が気付きやすいですがマクロの視点に目を向けるのは、なかなか大変なことです。


例えば、不動産投資をしたいという人がいます。

彼は、銀行融資や利率についてとても詳しい。けれど、もっと大きな視点で住宅を買う人はどうなっていくのかを考えるべきです。このくらいの視点を持っている人は多いのかもしれません。

さらにマクロな視点を持ってみませんか?例えば、住宅を貸す、借りるってどういうシステムなのか、お金を渡しますが、お金ってなんなのか。このように不動産投資について考えるとしてもよりマクロな視点で考えて見ると何か大事なものが見えるかもしれません。


もう一つ、マクロな視点を持つべきことがわかる例を出しましょう。

魚は、水に住んでいます。魚は水について知らない。

これって危険じゃないですか?水質が変わるだけで死んでしまうのに、その水について知らないのは危険です。したがって、私たちが生きているこの世界の常識を学んで見るべきなのではないでしょうか。

 

 

資本論

私たちが生きるこの社会は、「資本主義社会」と呼ばれています。この私たちの常識を学ぶことは、皆さんがお金持ちになるために繋がっていくのではないでしょうか。

では、どうやって学ぶのか。それは、あのカール・マルクスの「資本論」を学ぶことです。資本論は、私たちが暮らす社会の基本的なシステムの解剖書です。私たちが生きるための説明書とも言えるのではないでしょうか。

 

お金

私たちが当たり前のように使っている『お金』について考える必要があるでしょう。よくよく考えて見ると、お金ってとても不思議な存在ですよね。なぜなら、お金はただの紙なのですから。その紙が、いろんな物に変わる。いわば、魔法のチケットですよね。ただ、お金はもともとあったわけではないですよね。お金はどう生まれたのかを見ることも重要です。

 

 

 

マクロの視点で見てみよう。ということで、今回はマルクスの資本論を見ていきましょう。マルクスの資本論は、現在私たちが生きている『資本主義社会』の説明書と言えるでしょう。資本論を理解することで、「お金持ち=資本家は何故、働かなくてもお金持ちなのか」「なぜ普通の人=労働者は苦しいのか」を理解することができるようになります。

 

ちなみにマクロな視点で勉強するときに大切なことは、「ミクロな視点にどうやって活用するのかを考えながら、理解すること。」です。例えば、お金の概念を理解できたとします。けれど、それだけでは私たちのビジネスやお金を稼ぐことには生きません。私たちがマクロな視点を持って学ぶのは何のためかを確認しながら学びましょう。

「どうやって、お金を稼げばいいんだろう。」というミクロな方法を考えるためにマクロな視点を持って学ぶのです。なので、大きな視点を持つときは、どうミクロに活かせるのかを考えながら学びましょう。

 

富とは

資本主義社会に置おける『富』とは商品の集まりである。とマルクスは資本論の中で言っています。私たちが、普段価値のあるものとしているのは、お金だけではなく、ものやサービスもあります。

まず初めの前提として、富とは、商品の集まりである。ことを頭に入れて置きましょう。

 

2種類の商品の価値の決め方

全ての商品には、2種類の価値の見方があるとマルクスは説明しています。1つ目は、質的な価値です。使用価値と言われるこの1つ目の見方は、質の違いによるものです。

例えば、りんごと1冊の本があったとしましょう。それら2つは、それぞれ満足させられるニーズの違いがあることがわかります。りんごなら食欲を満たせて、本なら知識欲を満たせられる。このように、商品の価値には「使用価値」があるとされています。

 

2つ目は、量的な価値です。交換価値と呼ばれるこの価値は、量的な見方をされます。先ほどの、りんご1個と1冊の本が交換されるとします。そうすると、りんごと本の交換価値は同じであるとされます。これは、価値の量的な考え方です。

 

以上の2種類の見方があるとされましたが、資本論では、商品の質的な使用価値ではなく量的な交換価値についてを研究の対象にしています。

ここで、お財布に入っている1枚の1000円札を考えて見ましょう。このお札の価値は、使用価値で見てみるとただの紙切れでしかないので価値が全くない。しかし、交換価値を考えるとこの一枚で色々な商品と交換することができます。お金の不思議さをここでも感じ取ることができますね。

 

交換価値はどう決めるのか

上で述べた「交換価値」はどのように決まってくるのか。ここにもマルクスは言及しています。その答えは「労働の量」です。先ほどの例でいうと、1つのりんごと、1冊の本をそれぞれ作るために要した人間の労働の量が価値の基準となり、その量が同じだったので交換価値が同じだったということになります。

 

労働の量はどう決める?

交換価値を決めるためには、労働の量を比べなければならないと説明しました。そして比べるためにするべきことがあります。それは、労働の量の抽象化です。労働にも、質があることは考えられますね。座ってする仕事は楽で、動き回らなければいけない仕事は大変だと思います。そこで、労働の量を正しく知るために労働の種類などの質を排除して、量で見るべきだと説明しています。

 

まとめ

まず、マルクスの資本論では「富とは、商品の集まり」、「価値には、量と質の考え方がある。」「価値は量的な交換価値で見るべきである。」「交換価値は、労働の量によって決まる。」という部分までみました。普段何気なく接している商品の価値とはどんな見方があるのか、どう決まっているのかを知ることができました。この考え方は、みなさんのビジネスに繋がりそうですか?次回は、「お金と資本の違い」を紹介します。

 

マクロな視点で見てみよう。

今回は、マルクス資本論に関する2つ目の記事です。

今回は、「資本とは」について見ていきましょう。前回の記事では、「富」についてやりました。

 

 

「富」ときて、次に「資本」

まだまだ、抽象的すぎて自分のビジネスに役立てるのは難しいかもしれません。しかし、このようにマクロ視点からスタートすることで、確実に今まで見えていなかった重要なポイントが見えてくるものです。しっかり理解して学んでいきましょう。

 

資本とは?

そのお金が資本と呼べるのか、ただのお金と呼ばれるのかの違いって何かご存知ですか?安心してください。マルクスは、しっかりと定義しています。

 

資本とただのお金の違いとは何なのか。その違いをみるためには、お金の流通を見ることで理解できます。


 

まずは、ただのお金の場合を見て見ましょう。

商品→お金→商品 という流れだと、この時のお金はただのお金であると説明されています。簡単な例で説明すると、不要なりんごを売って、お金を得る。そのお金で、パンを買う。この時のお金は何の目的で使われているのか。それは、りんごを得るためです。マルクスの言葉を借りると、「使用価値」と言えます。この「ただのお金」の最終目的は消費することにあります。


 

では、次に資本と言えるお金の場合を見ましょう。資本の流れは、お金→商品→お金 です。簡単な例でいうと、海外でりんごを買って、それを日本で高く売る。そうすると、初めに海外で払ったお金より、多いお金が帰ってきます。これを、マルクスは「交換価値」を目的としたトレードと言いました。このようなお金を「資本」と説明しました。

 


 

「ただのお金」と「資本」の違いを理解していただけましたでしょうか。ただのお金を使う目的は、使用価値を得るため。資本を使う目的は、交換価値を得るためです。

 

資本は増えていく

ただのお金として使われると、そのお金の目的は使用価値を満たすことにあるので、お金は増えません。しかし、資本として使われるお金は、どんどんと増えていくのです。

お金→商品→お金の場合、トレードのたびに資本はどんどん増えていきます。そこで、資本がもとより増えた価値を「剰余価値」と言います。簡単な例でいうと、100円でりんごを買い、そのりんごを110円で他の人に売ったとします。結果的に100円から110円に増えたので資本は増えました。このように、お金が使用価値のためではく交換価値のために使われることで、どんどんとお金は増えていきます。このようなお金を資本と呼びます。

 

流通では価値を産まない

経済学では、交換は等価での交換とするという決まりがあります。資本の場合、お金→商品→お金という流通の流れがあると説明しました。この流れのお金→商品 は等価交換なので、2つの交換価値は変わりません。商品→お金 も等価交換なので、2つの価値は変わらない。すなわち、初めのお金と後のお金では、変わらないことになってしまいませんか?

なら、商品を買うときに価値を知らない人から安く買えばいいんだ。もしくは、商品を売るときに価値を知らない人に高く売りつければいいんだと思いますが、経済学ではこのようには考えません。経済学では、みんなが以下の条件を持っている前提で考えます。「みんなが正確な情報を持ち、理性的な判断をする」という前提です。

 

では、どうやって増やすのかという疑問が生まれますよね。ここでは、宿題にしようと思います笑「等価交換が基本。ではお金→商品→お金 の流れで最終的にお金が増えるのはなぜ?」正解は次回の記事で伝えたいと思います。

 

 

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